連続的に動くより、同時に動く。
 
 前回の記事「教室に生徒さんを集めていく上において、自分自身にすべき最も重要な質問とは?」では、「What's next?(次は何?)」が教室を継続的に発展させていく上に置いてとても重要な質問であることを説明しました。
 
 人は「同じ」ものに刺激を感じません。もしいつも同じだと、そのことに対する興味が薄れて行ってしまうのが人というものです。
 
 そう考えると、結婚した男女が素直に自分の感情に従った時に、中々結婚生活を続けていくことが難しいというのは、まさしく人間の持つこの部分の問題ではないかと思えてきます。
 
 私が思う結婚生活がうまくいく大きな条件の一つは、お互いが成長しあうということではないかと思っています。一緒にいながらお互いが成長していけば、相手に飽きるということはありません。年が経つごとに新たな魅力が追加されていくのだとすれば、その相手と別れる理由はありません。
 
 教室も、それと一緒だと思うのです。
 
 もちろん、結婚後の生活ほど長い年月を生徒さんと過ごすことはないでしょう。
 
 しかしながら、あなたが何年も生徒さんに通ってもらいたいと思っているのであれば、同じであってはいけません。常に変化し続けることで、生徒さんを飽きさせてはいけないのです。
 
 飽きるということは、あなたに対する興味がなくなるということです。
 
 興味がなくなるということは、生徒さんの頭の中からあなたの存在は消えてしまうということです。
 
 そうなった生徒さんは、何かのきっかけがない限り、あなたのもとに戻ってくることは二度とないでしょう。
 
    戦略的発想が必要
 
 あなたが、ないしは教室が変化し続ける為には、戦略的な発想が必要です。
 
 なぜなら、「変化」は単純に「変わること」ではないからです。
 
 変化が必要だからといって、あなたの核となる部分がいつも変わってしまっていては、誰もあなたを信用しなくなります。「変化」は、あくまでもあなたの「核」となる部分は変わらずに、あなたが変わっていく様を見せないといけないのです。
 
 その為には、「今」と「将来」をつなぐための戦略的な考え方が必要になるのです。
 
 私の英会話スクールでもこの考え方は大事にしています。
 
 「将来こうなりたいから、今こうしている」
 
 そういう内容が多いのです。
 
 つまり、今私が教室の為にしていることは、大別すると「今の為のもの」と「将来の為のもの」の二つに分かれているということです。そしてそれを同時にしているのです。
 
 もし、連続的に考えたとしたら、今は「今の為の行動」をすればいいということになります。「将来の為の行動」は将来にやればいいということです。
 
 しかしながら、「将来の為の行動」を「今」しなければ、その将来は絶対にやってこないのです。未来とは、あなたが「今」行動した結果だからです。
 
 だから、あなたが常に意識すべきことは、一つのことに集中して動き、それが終了してから次に動くのではなく、同時にたくさんのことを行うのです。
 
 これは、しなければならないことに番号を付けたとすると、1~5は「今」しなければならないことで、6~8が「将来の為」にしなければならないことだとすると、1をまずやって、終わったら2、その次に3・・・・・・とやるのではなく、1~8までを同時に行うということです。
 
 「こんなやり方はできない」と言われるかもしれません。でも、やればできるものなのです。そしてこれは選択ではないのです。継続的に教室を発展させていきたいというのであれば、遣らなければならないことなのです。
 
 連続的に物事を進めていく人より、同時に進められる人の方が多くのことを為すことができます。会社に勤めていれば、連続的な仕事の仕方でいいでしょう。しかし、自分で教室を運営するということは、その働き方ではだめなのです。
 
 「できない!」と思うのではなく、「どうやったらできるだろう?」と考えてみてください。そう考えた途端、あなたの脳はその答えを探すようになるでしょう。
 
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