ニュースレターは紙で出すべきか? メールでも大丈夫か?
 
 前回の記事ではニュースレターを作成する際に最も重要な3つのこと」というタイトルで、効果的なニュースレターを発行する為に重要な3つのポイントをお伝えしました。これを外すとニュースレターを出しても期待するような結果が得られないという大事なポイントです。
 
 今回の記事では、ニュースレターを出す時によく議論になる、「紙の方が良いのか? メールでも大丈夫なのか?」という点についてお伝えしていきたいと思います。
 
 
    メールマガジン(メルマガ)
 
 メールマガジンのもっとも良い点が何かと言われると、まず真っ先に挙げられるのは無料で発行できるという点でしょう(発行の自由度を上げたい場合はメルマガスタンドを利用する必要がありますが、紙媒体で出すことを考えると断然安い価格でできます)。
 
 例えば、200部のニュースレターを出すと考えた時に、メルマガの場合0円~5000円程度で済みます。これが紙の媒体になると、単純に郵送代だけを考えても16400円です。費用だけを見ると、とても大きな差があります。
 
 しかしながら、「到達率」という観点から考えてみると、商売向けのメールの場合、その率は16%~60%にしかならないと言われています。つまり、200人の購読者がいるメルマガの場合、到達するのはたったの32人~140人にしかならないということです。
 
 残りの読者は受け取っていることすら気が付かないのです。
 
 これは、一時期問題になったスパムメールの影響で、特にGoogleやYahoo、Hotmailのように無料メールを使用している人たちへのメール到達率がそれらのメールアカウントの性能の向上とともに落ちてきています。
 
 それらのメールアカウントの利用者にとっては大きなプラスですが、我々のように顧客とのつながりをニュースレターを通して作りたいと考えている個人の先生にとっては大きな痛手です。
 
 また、最近のリサーチの結果によると、多くの人がスマートフォンのような小さな画面の端末でメールを読んでいて、さらにたくさんのメールを一日に受取っているため、一通のメールを読む時間は15~20秒しか平均でないそうです。
 
 もちろん、一ヶ月に15~20秒しか時間を割いてもらえない媒体で生徒さんとの関係性を築いていくことなど不可能です。
 
 考えても見てください。あなたの仲の良い友達と一ヶ月に15~20秒しか時間が取れないとしたら、その友達といつまで仲が良い状態を保てるでしょうか? 相手との時間を過ごすということは、良い関係を築くためにはとても重要なことなのです。
 
 
    紙媒体のニュースレター
 
 紙媒体としてニュースレターを発行する際の最も大きな問題は、その費用です。先ほども述べましたが、紙媒体のニュースレターはメルマガと比べて間違いなく費用が掛ります。
 
 しかし、紙のニュースレターにはその費用を補って余りあるほどの利点があるのです。そしてそれらの利点は、メルマガでは得ることができないのです。ここではその利点を6つに分けてお伝えいたします。
 
1.100%に近い到達率
 
 すぐに迷惑フォルダーに入ってしまうメルマガと違い、郵送されたニュースレターはほぼ間違いなく送り先に到達します。
 
 以前もお伝えしましたが、「読まれないニュースレターは出す意味がない」為、それが到達しないということは「読む/読まない」という選択以前の問題です。この到達率だけ見ても、紙媒体のニュースレターの利点は大きいです。
 
(定期的に来る生徒さんに関しては手渡しもできますので、その場合は費用が掛りません)
 
2.手元に残る
 
 あなたのメール受信箱には日々たくさんのメールが来ると思います。そして、昔のメールはどんどんどんどん下の方に埋もれていきます。
 
 それに比べ、紙媒体は手元に残ります。「後で読もう」と言って、取っておくことができるのです。そうして残ったニュースレターは、後で見込生徒さんが見返し、それがきっかけでつながることも多いのです。
 
3.ブランドを構築できる
 
 毎月あなたの教室についての情報を届けることで、ブランドを育てることができます。60%も届かないことのあるメルマガではそれができません。また、メルマガは「無料」というイメージがありますので、そのイメージがあなたの教室のイメージに影響を与えることがあるかもしれません。
 
4.より読まれる
 
 読者=生徒との関係性を築いていこうと思った時、どうしてもある程度の分量が必要になります。月一回に140文字だけでコミュニケーションしても、より近い関係になることはありません。
 
 しかしながら、調査によると内容が長いメルマガは読まれない傾向にあります。メルマガの場合、効果的なニュースレターには量が必要なのに、長くすると読まれないという矛盾を抱えてしまうのです。
 
5.家族・知り合いに気軽に手渡される
 
 紙のニュースレターは気軽に周りの人に渡すことができます。メルマガを転送する方が簡単に見えますが、実際はそういうことを好む人はあまり多くありません。
 
 しかしながら、ニュースレターであれば軽く受け取れますし、電車やカフェ、病院での待ち時間などちょっとした時間に読むことができます。だから、渡す方も渡される方も負担なくすることができるのです。
 
6.口コミが発生する元になる
 
 4.と5.の要因により、紙媒体のニュースレターを通して口コミが起こりやすくなります。
 
 
 もしあなたが教室を立ち上げたばかりでどうしても紙媒体のニュースレターを出す余裕がないという場合は、メルマガからスタートしても良いでしょう。
 
 しかしながら、もしより教室を発展させたいと思うのであれば、紙媒体のニュースレターをできるだけ早く出すことをお勧めします。
 
 
 
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