教室集客に効果的なニュースレター活用法②8つのニュースレター活用法(5)
 
 前回の記事では「8つのニュースレター活用法(4)」として、「ニュースレターを使って専門家としてのステータスを構築しよう」というテーマでお話をしてきました。専門家となることの重要性について詳しくお話ししてきました。
 
 今回の記事では、「ニュースレターを使い顧客と良い関係を築いていこう」というテーマでお伝えしていきたいと思います。
 
    顧客との関係性がなぜ大事なのか?
 
 先生たちとお話をしていると、「生徒との関係性」、ないしは「生徒との距離」とでもいうべきもので悩んでいる方が多いのです。
 
 一部の先生は、できれば生徒さんとのお付き合いは教室だけにしたいと考えています。それはつまり、教室を事業として考えた時に、ビジネスライクな付き合い方、つまりお金とサービスの交換だけをしたいと考えているのです(言葉は違うかもしれませんが・・・)。
 
 こういう先生にとっては授業時間以外で生徒さんと会うことを嫌がります。
 
 もう一方では、公私ともに生徒さんたちと関わりたいと考えている人もいます。家族ぐるみで付き合いたいと考えている方も中にはいます。しかしながら、教室が育てば育つほど生徒数が大きくなり、全員と同じように接することができなくなります。
 
 また、この場合先生の配偶者の考え方も大きく影響してきます。例えば、女性が先生の場合、夫が休みの日に生徒さんとの付き合いを優先することが難しいことが多いでしょう。また、子供がいればなおさらです。
 
 では、教室集客という観点から考えた時に、どのような「顧客との関係性」を持っていくことが最も良い結果を出すのでしょうか?
 
 それは、こう考えてみると分かります。例えば、同級生が集まり、「どこかに飲みに行こう!」となったとします。その時、選択肢がふたつあります。
 
 ひとつは、「同級生のお店」もうひとつは、「チェーン店の居酒屋」。
 
 よほどこの同級生が嫌われていなければ、普通はチェーン店の居酒屋ではなく、同級生のお店に行くでしょう。多少値段が高かったとしても。
 
 それはなぜでしょうか? 人は「どうせ何かを買わないといけないのであれば、自分が良く知っている人のお店でお金を使いたい」と思うものだからです。
 
 家や車などの大きなお金が掛るものを販売している営業マンが何度も営業先の客を訪れるのは、この理由からです。「どうせ買うなら、何度も足を運んでくれている君から買おう」というのは、人間の心理からすると当然なのです。
 
 要するに、友達のような関係性を築ければ、顧客はその事業から競合他社に変えることが心理的に難しくなります。
 
 このことを踏まえて、「生徒さんとの関係性をどのようにすれば良いか?」という問いに私が学んできた内容、そして自身の経験を照らし合わせて言うと、大きく二つのことが言えます。
 
(1) 先生、生徒の関係は授業内でのみと割り切り、ビジネスライクで生徒さんと接した場合、多くの場合競合が出てくると苦戦します。なぜなら、競合がより良いサービスを提供していて、価格がより低ければ、そちらに流れる可能性が高いからです。
 
 こういう接し方をされている生徒さんと先生の間の関係性は、細い糸でのみつながっています。これでは強力に引っ張る競合が出てくると、すぐにその糸はプチッと切れてしまいます。
 
 そして、そういう場合、今まで習ってきたあなたを捨てて競合の他の教室に行くことに対して「悪いなあ」とか、「申し訳ない」という感情は湧きません。
 
 言ってしまえば、あなたの教室は地域のスーパーと一緒です。客は「特に他に行くところがないから」、しかたがなくそのスーパーに行っています。だから、近所に良さそうな競合ができただけで、すぐに今まで行っていたスーパーを捨ててそちらに行くことができます。
 
 そういう場合、客の頭には「今までお世話になった」という思いはこれっぽっちもありません。
 
 ビジネスライクというのは一件楽で、実際当初は本当に楽なのです。生徒さんのことを授業中、そしてその準備中だけ考えればいいからです。しかし時が経つにつれて、誰も本当の意味であなたのことを「先生」と慕ってくれていないことに気づくでしょう。
 
(2) だからと言って、本当の友達のようになろうと思って付き合いを始めると、きりがなくなり、あなたの時間が全くなくなります。
 
 生徒の数が少ない当初は良いでしょう。しかし、それが20、50、100となっていくと、対応のしようがなくなります。生徒さが100人いるとしたら、ほぼ3日に1回誰かと合わなければなりません。他にもいろいろと忙しい中、これはとても大変なことです。
 
    ニュースレターが顧客との良い関係性を構築できる理由
 
 では、どうしたらいいのかというと、ニュースレターを活用します。
 
 なぜ、同級生と他の人は違うのでしょうか? それは、あなたはその同級生のことをより知っているので、親近感がわくからです。
 
 人は、全く知らない人のことを良いとも悪いとも思えません。
 
 とするならば、良く思ってもらう為にはあなたのことを知ってもらう必要があるのです。あなたがどういう人なのか知れば知るほど、生徒さんとあなたとの間の糸は太くなるでしょう。
 
 今までこのシリーズでお伝えしてきた内容にプラスして伝えるべきなのは、あなたの個人的なお話です。または家族やペットの話です。意外な趣味の話や、今読んでいる本、好きなテレビドラマの話でもいいでしょう。
 
 あなたのひととなりが分かればいいのです。
 
 同時に、ちょっとした失敗談も伝えられれると良いでしょう。人は完璧な人よりも、ちょっとどこかで抜けている人に好意を持つものです。
 
 これらを生徒さんひとりひとりに直接話をして伝えていくのは大変です。だから、一回つくったら多くの人が読むことができるニュースレターで伝えていくと良いのです。
 
 生徒さんとの関係性を太くしていくこと、これは教室集客においてとても重要な要素です。ニュースレターは、それができるとても貴重な媒体です。
 
 
 
 
 
追伸 現在、ニュースレターに関する内容をまとめた電子書籍を作成中です。お楽しみに。^^
 
 
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