そこに確かにあるのに多くの先生たちに見えていないもの
 
 私がまだ子供だった頃、ほとんどの家庭にはテレビが1台しかありませんでした。

 夜になると家族みんなが今に集まり、そしてみんなで同じテレビ番組を見ていました。

 日中はバラバラだった家族がひとつの部屋に集まり、同じものを見るという経験は、家の中で一体感を感じさせるのに十分なモノでした。


 しかし、今回のポイントはそこではありません。


 そのような光景は、もう過去の話です。今ではテレビが家に2台、3台あるのが普通になってきています。その他にパソコンもあるし、iPadやタブレット、そして家族全員がスマホ持ちというのも珍しくありません。

 それぞれがそれぞれの興味のあるものを誰に遠慮することなく追及できてしまう、そんな環境になっています。

 たとえ一緒にレストランに食事に来ていても、家族全員がスマホの画面を見つけ、会話をしない、そんな光景に出くわすことも珍しくなくなりました。


 では、これらのことがいったい教室集客にどんな関係があるのでしょうか?


 今のこの状況というのは、言ってしまえば昔とは比べものにならないくらいあちこちからそれぞれの関心を引っ張ろうと手が伸びてきているような状態です。


 それを可視化したら、ホラー映画になってしまうでしょう。


 でも、これは現実なのです。


 ここを理解しないと、集客の難しさが分かりません。

 以前は気になるものがあると、ゆっくり考える時間がありました。

 今は気になるものがあっても、他から次から次へと誘惑が来るので、すぐにそちらに気移りしてしまいます。

 そのような状況であなたが配信している情報を(集客の為に)伝えようと思ったら、無数の見えない壁を突破していく必要があるのです。


 では、どのようにそれを突破し、関心を持ち続けてもらえばいいのでしょうか? その答えを、5つの観点からお話ししていきたいと思います。

 

    1.コミュニケーションの頻度に注意する

 あなたの教室が毎回決まった頻度で来るタイプのものでない場合、コミュニケーションの頻度をある一定以上保つことが重要です。

 最低でも月に一回コミュニケーションをしないと、このように誘惑の多い環境では、近い将来生徒さんはあなたのことを忘れてしまうからです。

 そしてもちろん、あなたの教室のことを忘れてしまった人は、再び戻ることはありません。


 人は、頭の中にないことはできないのです。

 ただし、こういうことをお伝えすると、中には「私はしっかりとコミュニケーションを取っていますよ」胸を張る先生がいらっしゃいます。

 そしてその内容を確認すると、割引クーポンを送っていたりすることがまれにあります。これはコミュニケーションとは言いません。売込みと言います。

 売込みを定期的にする人は、もちろん嫌われますので、残念ながら売込みでは生徒さんと良い関係を築けません。

 また、教室ではあまりありませんが、他のビジネスでは「うちは請求書を毎月郵送しているから、思い出してもらえる」という人がいます。

 どんな人も、請求書が来てうれしい人はいません。「請求書、もらっちゃった!」なんて人はいないのです。だから、それもコミュニケーションとは言いません。

 請求書しか送っていない人は、請求書のイメージがその事業のイメージになってしまいます。

 

    2.一貫性を持つ

 教室集客の為の指導をしている時に困ってしまうことがあります。

 それは何かというと、言うこと、やることに一貫性がない先生がまれにいるのです。

 昨日まではこう言っていたのに、今日はああ言っている。

 そんな先生が少数ですが、いるのです。

 これを生徒さんにやってしまうと、いくらコミュニケーションをしても逆効果になります。だって、日によっていうことが変わる先生なんて、信じられますか?
 

    3.つまらないコミュニケーションはするな

 これは、別にお笑いタレントのようになりなさいと言っているわけではありません。

 ただ、絶対に「つまらなく」なってはいけません。

 先ほども述べましたが、今は無数の誘惑が生徒さんの周りにはあります。そういう中で、「つまらない」コミュニケーションを続けるとどうなるでしょうか?

 あなたの情報が生徒さんに届いても、「つまらないから」関心を持ってくれません。それではコミュニケーションを取る意味がなくなってしまいます。

 また、あなたの言うことが地域の他の先生の言っていることと同じでも、「つまらない」ということになるのです。

 あなたは、あなたなりのユニークさを持つべきなのです。
 

    4.コミュニケーションの幅を広げる

 次に重要なのは、コミュニケーションの手段の幅を広げよう、ということです。

 無料だからと言ってemailやSNSだけでコミュニケーションをしようとしてはいけない、ということです。

 私の教室では定期的に生徒さんに教材をプレゼントしていますし、ポストカード、印刷したニュースレターを渡したり、または「今月の生徒さん賞」のトロフィーを渡しています。

 そういったものを自宅で生徒さんが目にする時、何が頭に浮かぶでしょうか?

 そうです。私の教室のことです。

 日常生活の中で、生徒さんがあなたの「教室とタッチする回数」を増やすようにすべきです。

 そうすることで、生徒さんはあなたのことを忘れられなくなります。
 

    5.人

 個人の教室は、先生という個人を売るべきです。

 教室を売ってはいけません。

 なぜなら、人は教室からサービスを受けるわけではないからです。また、教室とつながりたいわけではないからです。

 彼らがつながりたいと思うものとは、「人」なのです。

 だから、ブログなどで顔出ししていない場合は、「人」が感じられないので集客が大変なのです。

 ぜひ、あなたのひととなりを伝えていきましょう。

 

 ところで、これらの内容を実践するにあたりとても役立つツールがあります。

 それは、「ニュースレター」です。

 これを定期的に出している教室とそうでない教室の間では継続率が大きく異なります(つまり、収入も・・・)。

ニュースレターに関する詳しい内容についてはこちらの電子テキストをご参照ください。 

 ⇒ 「教室集客に効果的なニュースレター活用法」 

 

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